農業経済論2(金曜3限・後期)講義計画

履修のためのヒント(昨年度の評価方法･試験問題等)

評価と結果(本年度の評価方法と結果)

1.戦後世界の食料需給の変化(9月21日)

戦後世界における食料需給の変化／変化の原因

2.日本の食料需給の特徴(9月28日)

食料自給率低下の要因／食料自給率の国際比較／食料の輸入への依存――中･長期的および短期的な問題点

3.食生活の成熟(10月5日)

食生活の発展史／「フードシステム」概念／「食生活の成熟」――「高級化」と「高付加価値化」

4.フードシステムと食生活の変化(10月12日)

食生活の変化／食の外部化とその背景／「農」と「食」の分離――「都市伝説」における食べ物

5.食品工業と食品流通業(10月19日)

日本経済における食品工業／食品工業と食品市場の特徴／食品流通の諸問題

6.米流通と食料管理法(10月26日)

食管法の概要とメカニズム／食管制度の変貌と問題点／「食糧法」「改正食糧法」への転換

7.外食産業(11月9日)

外食産業の日本経済における位置づけ／外食産業発展の歴史／ファストフードとファミリーレストラン――システム的考察

8.食の安全性(11月16日)

食品事件はなぜなくならないのか？――「食の安全」と「食の安心」をめぐって／最近の食品事件の特徴／放射性物質をめぐる諸問題

9.環境保全型農業(11月30日)

「環境保全型農業」の提起――現代農業をめぐる問題点／欧米諸国における実践／近年の環境をめぐる問題――フードマイレージ･バイオ燃料

10.食料安全保障(12月7日)

「食料安全保障」概念の確認／日本の食料安全保障政策の特徴／食料安全保障確保のための3つの議論

11.授業内テスト (12月14日)

12.授業内テスト･追試 (12月21日)

→12月14日を専修大学定期試験規程第10条2の(1)〜(8)に該当する理由で欠席した者のみを対象とする。受験資格の認定手続きについては別途連絡する。当日，教室に来るだけでは受験できない。

注. 内容の若干の変更はありうる｡11月2日は鳳祭のため，休講。1月11日・1月18日は,予備｡授業内が予定通り実施できた場合には,休講となる｡