農業経済論1(金曜3限・前期)講義計画

履修のためのヒント(昨年度の評価方法･試験問題･成績分布等)

評価と結果(本年度の評価方法と結果)

1.農業経済学とは？(4月13日)

　農業経済学の対象/講義の目的・運営方法/講義の評価(単位認定)方法

2.日本農業の特徴――農法からの考察(4月20日)

日本農業の特徴(1)――稲作中心の農業/日本農業の特徴(2)――零細農耕/日本農業と欧米農業の比較

3.戦前の日本農業(4月27日)

地主的土地所有の成立/地主･小作関係の検討/戦前日本農業の特徴

4.戦後の日本農業(5月11日)

BC過程とM過程/農業の高度化/高度化にともなう諸問題

5.戦後農政の展開：1945〜1985年(5月25日)

戦後復興期の農政(1945〜1955年)/「基本法農政」の展開(1956〜1970年)/「総合農政」(1970〜1985年)への転換

6.国際化の下の日本農業(6月1日)

1985年以降の日本農業/農産物貿易自由化の過程/日本経済における農業

7.農家の動態と分化(6月8日)

農家とは？―「農家」概念の再検討―/日本の農家の動向･動態/農家経営の分化

8. 農地問題 (6月15日)

農地改革/農地法とその特徴/農地問題の周辺

9. 日本農業の「担い手」問題 (6月22日)

農地賃貸による構造政策再編/多様な「農業経営体」の出現/「食料・農業・農村基本法」とそれ以降の農政改革

10. 農産物価格政策 (7月6日)

農産物価格政策とは何か？/農産物価格安定政策と農産物価格支持政策／農産物価格政策の利点と欠点

11. 授業内テスト(7月13日)

12. 授業内テスト･追試(7月20日)

→7月13日を専修大学定期試験規程第10条2の(1)〜(8)に該当する理由で欠席した者のみを対象とする。受験資格の認定手続きについては別途連絡する。当日，教室に来るだけでは受験できない。

注. 内容の若干の変更はありうる｡5月18日は,担当教員の学会出張のため休講｡6月29日は,黒門祭準備のため休講｡7月27日は,予備日｡講義･授業内テストが予定通り実施できた場合には,休講となる｡